149 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/04(火) 13:33:06 ID:o3o5yZtM0
信じようと、信じまいと―

山梨県の越ヶ松村にある祠には、小さな賽銭箱が奉られている。
昔から「死出(しで)の通り銭(とおりせん)」と呼ばれる現象が伝えられている。
周りに誰もいないのに、銭が入れられた音がする。しかし中には何も入っていない。
その音がした翌日に誰かが亡くなる為、死神が通りがけに清めの銭を投げ入れているのだろう、とされている。

信じようと、信じまいと―
150 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/04(火) 13:44:14 ID:o3o5yZtM0
信じようと、信じまいと―

渋谷の某所を通る地下通路には「消してはいけない落書き」がある。
なんでも芸術家志望の若者が夢敗れて自殺する前に、カラースプレーで描いたポップアートらしい。
一見すると意味不明な英単語の羅列なのだが、深夜になると呪いの言葉に変化するのだそうだ。
ただ、他の若者によって落書きが描き加えられ続けたため、どれがそのポップアートなのか見分けが付かないという。

信じようと、信じまいと―
151 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/12/04(火) 13:51:50 ID:o3o5yZtM0
信じようと、信じまいと―

山口県の県庁近くにある5階建てのビルには、階段に「階数」を示すものが無い。
これはエレベーターも同様で、ボタンには階数の代わりに、その階のテナント名が書かれてある。
さらに夜中になると階段の使用は禁じられる。その理由をビルのオーナーに問うと、きまってこう答える。
「たまに階数が増えるんですよ」

信じようと、信じまいと―