827 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/02/12(月) 11:03:59 ID:TzdelCURO
信じようと、信じまいと―

フィンランドに住むある男は不思議な部屋を持っていて、それを自慢にしていた。
その部屋に穴の開いた服や開封済の缶などを入れておくと一晩で直っているのだ。
ある日男はこの部屋でうたた寝をしてしまったが、翌日呼吸困難で瀕死のところを発見された。
目と耳と口がきかなくなった男は、死の間際にメモを遺している。「部屋は俺を塞いでいく」
830 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/02/12(月) 11:06:22 ID:TzdelCURO

「悪魔のお茶会」とも呼ばれているトランプ占いに凝っている少女がいた。
とても難しい占いで、あがりにならなければ意味がないのだが、少女はついに成功した。
二日後、少女は親友一人とまだ幼い弟妹を殺したとして逮捕された。
周囲は「彼女がそんなことをするはずがない。別人に違いない」と述べた。

信じようと、信じまいと―
833 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/02/12(月) 15:19:41 ID:6RUoG0480
信じようと、信じまいと―

とあるテレビ局に、超能力者と名乗る人物が現れた。それ自体は結構よくあることらしいが。
しかしその日現れた自称超能力者の青年は、スタッフの前でスプーンを曲げる事が出来なかった。
これは失敗か、ペテンもろくに出来ないのかとスタッフが呆れていると、青年は歓喜の涙にむせび泣き
「生まれて初めてスプーンが曲がらなかった。これで今日からは普通にスープが飲める」と大喜びで帰っていったと言う。

信じようと、信じまいと―