967 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/02/16(金) 20:35:25 ID:vidAgA1QO
信じようと、信じまいと―

ある夏の暑い日、女が親戚の家からの帰り道を歩いていると手に提げた紙袋が震えた気がした。
紙袋を覗くと強い風が中から吹きあがり、同時に何かが爆ぜるような音が数回聞こえた。
驚いた女が紙袋を確認すると、確かに入っていたはずの饅頭が箱を残してなくなっている。
訝しみながら帰るとトラックが家に突っ込んでいた。怪我をした人はいなかった。
968 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/02/16(金) 20:36:19 ID:vidAgA1QO
信じようと、信じまいと―

フランスに住む少年エリックは高い予知能力と透視能力があることで有名だった。
彼の目はひどいやぶにらみだったが朗らかな性格で、町の人々からも親しまれていた。
TVの出演依頼が来たので両親はエリックに目の手術を受けさせることにした。
手術を受けた直後彼は真っ黒な塊を吐いて倒れ、能力もまったく使えなくなってしまった。

信じようと、信じまいと―
970 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/02/17(土) 04:14:14 ID:k8USERTYO
信じようと、信じまいと―

ある所で発見された「神のノート」というものがある。
それには種族が絶滅する理由や時期が過去から未来に渡って綿密に書き込まれてある。
研究者が調べたところ、書かれた時代~現代にかけて絶滅したというものは全て合致していたという。
人類も何時かは絶滅するであろうが、書かれていた理由と時期については研究者達は固くなに口を閉ざしている。


信じようと、信じまいと―