977 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/02/17(土) 11:19:50 ID:6/C1ar740
信じようと信じまいと─

中国の兄墳という地域には、まるで公園にある砂場のような広さの「砂漠」がある。
地元の人間は月初めになると、この「砂漠」の真ん中にたくさんの干し肉と水が入った小さな瓶(かめ)を置く。
たまたま海外出張で立ち寄った日本人が「どうしてこんな事をするのか?」と尋ねると、瓶を運んでいた青年は
「ここは仕事帰りに通る場所だからね。夜の暗いとき、砂漠に迷い込んで遭難したときの用心だよ」と答えたそうだ。
978 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/02/17(土) 11:49:57 ID:6/C1ar740
信じようと信じまいと─

正確な場所は伏せるが、品川にある公園で「明かりがつかない外灯」が1つだけある。
何度も蛍光灯を交換したり、外灯そのものを設置し直したりしたのだが、どうしてもそこだけ灯らないのだ。
近所からは強盗や強姦といった犯罪の火種になるのではないかと心配されたが、これまでにそういった事件は発生していない。
ただ、この公園に住むホームレスの行方不明率は都内で一番高いという。
980 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2007/02/17(土) 12:20:34 ID:6/C1ar740
信じようと信じまいと─

アメリカに、メアリー・オードという芸術家がいる。彼女曰く「亡くなった芸術家の霊を呼んで創作する」そうで、
これまでにモーツァルトやゴッホ等が彼女の体を借りて作品を世に送りだしたらしい。当然ながら評論界からは失笑されたが
ただ1枚の絵だけ、ある評論家が買い取った。20年前に病死した息子が、病院で描きかけて終わった絵にそっくりだったのだ。
「彼が生きていれば、すばらしい芸術家になっていたでしょう」相変わらず世間は冷たいが、メアリーは芸術活動を続けている。