253 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/14(木) 14:34:13 ID:s1bKUbc70
信じようと信じまいと―

オックスフォード大学の学生寮には昔から伝わる妙な風習がある。
深夜になってから、寮の玄関にある郵便受けにクッキーを3つ入れておく。
翌朝、クッキーを入れた人間が誰よりも早く中を見れば、クッキーが30ペンス(銀貨3枚)になっているという。
ただしこの時クッキーにシナモンが入っていると、何故か単位を1つ落とすらしい。ご注意を。
254 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/14(木) 14:47:01 ID:s1bKUbc70
信じようと信じまいと―

巷で流れた奇妙な話を集め、江戸中期に編纂された「珍奇巷説集」(作者不詳)にあった話。
篭屋の彦助と喜平が酔った商人を送り届けた帰り、遠くから2つの鬼火に出くわした。
鬼火は風のような速度で2人を追い越すと、そのまま夜の闇の中へ消えていったという。その鬼火は人を乗せた
真っ白な箱を引っぱっており、通り過ぎた後には荷台よりは場の広い轍(わだち)が残っていたそうな。はてさて。
255 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/14(木) 15:03:53 ID:s1bKUbc70
信じようと信じまいと―

シンガポールのとあるホテルの娯楽室に「上手に吹けば金持ちになれるラッパ」がある。
ホテルの前で演奏し小銭を稼いでいた少年が、曲を聴いた評論家に認められ、ジャズ演奏者として有名になった。
そのとき少年が吹いていたラッパなのだが、有名になってすぐ、このホテルの前で強盗に刺し殺されている。
なので、誰もが不吉がって冗談でも吹こうとしないのだという。