328 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/26(火) 02:50:22 ID:zcVBKav50
信じようと信じまいと―

とある家で赤ん坊が生まれた日に、記念に柱時計を購入した。
柱時計はネジも巻いていないのに何十年も止まることなく時間を正確に告げていた。
しかし購入して100年経ったある日の真夜中、時間でもないのに鐘が鳴り出した。
家の住民が飛び起きると、時計を購入した日に誕生した老人が亡くなっていた。
時計はそれ以来動かなくなったという。
329 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/26(火) 03:14:57 ID:zcVBKav50
信じようと信じまいと―

1988年、アメリカのスラム街で奇妙な殺人事件が起きた。殺害されたのは30代後半の男性で、殺害したのはまだ10代の少年だった。
少年は男性から金銭を奪おうとモデルガンで脅したが、男性は銃が本物でないことを見破り、逆上して少年に暴行を加えた。
その弾みで少年が持っていたモデルガンの引き金が引かれると、瞬間、モデルガンからは本物の弾丸が飛び出した。
弾丸が頭に当たった男性はまもなく絶命した。男性の遺体からは弾丸が見つからなかったという。
330 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2006/09/26(火) 03:28:12 ID:zcVBKav50
信じようと信じまいと―

夜、テレビで番組が終わるとピーという電子音と共に不規則な色のパネルが置かれた画面が映る。
何故砂嵐や真っ黒な画面でなく、あの画面になるのか不思議に思った男性があの画面を長時間見続けてみた。
次の日、部屋で死亡している男性が発見された。部屋は荒らされており、壁や床が傷つき机がひっくり返されていた。
鍵が内側からかかっていたことから、男性自身が発狂し、暴れた末に死亡したと見られている。