102 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/08/09(日) 00:09:41 ID:SKS06wva0
信じようと、信じまいと―

1945年8月17日、満州においてソ連軍と交戦していた大竹昌太郎伍長は、
腹部に機銃弾を浴びて昏倒したが、まもなく意識を取り戻すと、奇跡的に無傷であった。
体を検めると、幼馴染から貰ったお守りが弾丸を受けており、
お守り袋に描かれた虎の絵は血の染みを残して姿を消していた。

信じようと、信じまいと―
103 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/08/09(日) 00:10:41 ID:SKS06wva0
信じようと、信じまいと―

集団自殺する動物として有名なレミング。
だが、実際は自殺ではないということが近年明らかになった。
群れの中での強いグループが弱いグループを、
処刑するかのように海に追い落としているのだ。

信じようと、信じまいと―
104 名前:本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/08/09(日) 00:11:42 ID:SKS06wva0
信じようと、信じまいと―

ある廃ビルの屋上には、古びた駐車禁止の張り紙がある。
立体駐車場があるわけでもないため、まったく不似合いなものなのだが、
それにもかかわらず、そこには自動車が停められている。
自動車の数は日々、増減し続けている。

信じようと、信じまいと―