1名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:00:18 ID:

お願い




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2名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:02:39 ID:

539:名無し職人:2005/11/18(金) 10:47:51
うちの爺さんは若い頃、当時では珍しいバイク乗りで、
金持ちだった爺さん両親からの、何不自由ない援助のおかげで、
燃費の悪い輸入物のバイクを、暇さえあれば乗り回していたそうな。

ある時、爺さんはいつものように愛車を駆って、山へキャンプへ出かけたのだそうな。
ようやく電気の灯りが普及し始めた当時、夜の山ともなれば、それこそ漆黒の闇に包まれる。
そんな中で爺さんはテントを張り、火をおこしキャンプを始めた。
持ってきた酒を飲み、ほどよく酔いが回ってきた頃に、何者かが近づいてくる気配を感じた爺さん。
ツーリングキャンプなんて言葉もなかった時代。
夜遅くの山で出くわす者と言えば、獣か猟師か物の怪か。
爺さんは腰に差した鉈を抜いて、やってくる者に備えたそうだ。


540:名無し職人:2005/11/18(金) 10:48:33
やがて藪を掻き分ける音と共に、『なにか』が目の前に現れたのだそうな。
この『なにか』というのが、他のなににも例えることが出来ないものだったので、
『なにか』と言うしかない、とは爺さんの談である。

それはとても奇妙な外見をしていたそうだ。
縦は周囲の木よりも高く、逆に横幅はさほどでもなく、爺さんの体の半分ほどしかない。
なんだか解らないが、「ユラユラと揺れる太く長い棒」みたいのが現れたそうだ。
爺さんはその異様に圧倒され、声もなくそいつを凝視しつづけた。

そいつはしばらく目の前でユラユラ揺れていたと思うと、唐突に口をきいたのだそうな。
「すりゃあぬしんんまけ?」
一瞬なにを言われたのかわからなかったそうな。
酷い訛りと発音のお陰で、辛うじて語尾から疑問系だと知れた程度だったという。
爺さんが何も答えないでいると、
そいつは長い体をぐ~っと曲げて、頭と思われる部分を爺さんのバイクに近づけると、再び尋ねてきた。
「くりゃあぬしんんまけ?」
そこでようやく爺さんは、「これはオマエの馬か?」と聞かれてると理解できた。
黙っているとなにをされるか、そう思った爺さんは勇気を出して、
「そうだ」とおびえを押し殺して答えたそうだ。




3名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:03:15 ID:

541:名無し職人:2005/11/18(金) 10:49:25
そいつはしばらくバイクを眺めて(顔が無いのでよくわからないが)いたが、
しばらくするとまた口を聞いた。
「ぺかぺかしちゅうのぉ。ほすぅのう」(ピカピカしてる。欲しいなぁ)
その時、爺さんはようやく、ソイツが口をきく度に猛烈な血の臭いがすることに気が付いた。
人か獣か知らんが、とにかくコイツは肉を喰う。
下手に答えると命が無いと直感した爺さんは、バイクと引き替えに助かるならと、
「欲しければ持って行け」と答えた。
それを聞いソイツは、しばし考え込んでる風だったという。(顔がないのでよくわからないが)
ソイツがまた口をきいた。
「こいはなんくうが?」(これはなにを喰うんだ?)
「ガソリンをたらふく喰らう」
爺さんは正直に答えた。
「かいばでゃあいかんが?」(飼い葉ではだめか?)
「飼い葉は食わん。その馬には口がない」
バイクを指し示す爺さん。
「あ~くちんねぇ くちんねぇ たしかにたしかに」
納得するソイツ。
そこまで会話を続けた時点で、爺さんはいつの間にか、
ソイツに対する恐怖が無くなっていることに気が付いたという。




4名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:04:13 ID:

542:名無し職人:2005/11/18(金) 10:52:41
ソイツはしばらく、バイクの上でユラユラと体を揺らしていたが、
その内に溜息のような呻き声を漏らすと、
「ほすぅがのう ものかねんでゃなぁ」(欲しいけど、ものを食べないのでは・・・)
そう呟くように語ると、不機嫌そうに体を揺らしたという。
怒らせては不味いと思った爺さんは、
「代わりにコレを持って行け」と、持ってきた菓子類を袋に詰めて投げてやったという。
袋はソイツの体に吸い込まれるように見えなくなった。
するとソイツは一言「ありがでぇ」と呟いて、山の闇へ消えていったという。
その姿が完全に見えなくなるまで、残念そうな「む~ む~」という呻きが響いていたという。
爺さんは、気が付くといつの間にか失禁していたという。
その夜はテントの中で震えながら過ごし、朝日が昇ると一目散に山を下りたそうだ。

家に帰ってこの話をしても、当然誰も信じてはくれなかったが、
ただ一人、爺さんの爺さん(曾々爺さん)が、
「山の物の怪っちゅうのは珍しいもんが好きでな、
 おまえのバイクは、山に入った時から目を付けられていたんだろう。
 諦めさせたのは良かったな。意固地になって断っておったら、おまえは喰われていただろう」
と語ってくれたのだそうな。

以来、爺さんは二度とバイクで山に行くことはなかったそうだ。
ちなみに、件のバイクは今なお実家の倉に眠っている。




6名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:05:43 ID:

385 :コピペ:2010/07/04(日) 04:10:53 Caqp79J60
オバケって本当にいるとおもいます。
小さいころ、わたしにはお姉ちゃんが見えていました。
同じきたない服をきて、いっしょに住んでいました。
でもある日お姉ちゃんは見えなくなりました。
パパと、ママが宝くじをあてました。
びんぼうだったから、そんなはくちゅうむを見たのだと言われました。
今はとってもしあわせです。
でもそろそろ宝くじのお金がなくなっちゃいそうです。




7名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:07:43 ID:

洗い物をしていたとき呼び鈴が鳴ったんで手を吹いたりしながら玄関に行ったらドアスコープから太い針がスコンと飛び出してきた
ドアを開けたら誰もおらずドアスコープには木に穴をあける道具、キリが刺さっていた




8名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:08:13 ID:

>>7
マイナスドライバーに似たような雰囲気の話だな




10名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:09:32 ID:

>>8
ウチの地元はキリだったのよ
ネットじゃマイドラが主流みたいね




18名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:15:26 ID:

>>10
ローカルで違ってくるというのは興味深いな




9名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:08:24 ID: ID:Wm6HFihDO中学の時の話。俺の通ってた中学は変わったヤツが多くて、結構いろんな事件が起きた。

294 :本当にあった怖い名無し:2008/07/26(土) 00:52:34 ID:Wm6HFihDO
中学の時の話。
俺の通ってた中学は変わったヤツが多くて、結構いろんな事件が起きた。

同じクラスに普段おとなしい男子がいたんだけど、突発的に奇行に走ることがあった。
その男子が授業中、自分の腹をナイフで刺したことがあった。
教室は騒然とし、先生の車で近くの病院に運ばれた。
後々話を聞くと、腹の中に何かが住みついて追い出す為に刺したらしい。

三階の窓から飛び降りた後輩もいた。
話を聞くと、空に光の道があって、その先のほうから誰かに呼ばれたらしい。
その時は『光の道を歩ける』と、何の疑いももたなかったと。

俺は人の顔が認識出来なくなった。
親兄弟はなんとなくわかる程度。
学校の生徒も大半は同じ小学校からの付き合いなので、顔が認識出来ないとかあり得ない。
ずっと誰にも相談出来なかった。
とりあえず声で判別してたけど不自由だった。

その他も細かいおかしなことはあったが、全て中学の間だけだった。
小学校の時も高校以降も特におかしなことはない。
今はもちろん人の顔を認識出来る。
あの中学に何かあったのだと思っている。




12名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:10:42 ID:

>>9
この話は初めて聞いたな
面白い




11名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:10:18 ID: ID:Tq47L7B00265

717 :本当にあった怖い名無し:2008/08/28(木) 18:18:17 ID:Tq47L7B00
265 霊山の猿1/5 2006/06/11(日) 23:16:31 ID:fDhKkYUt0
四国ではあまり全国的に有名な心霊スポットがない
超常現象が起きても殆ど噂にならないのです。

仕事がてら地域のご老人に話を伺う事が多く
みんな様々な不思議体験を語ってくれますが
皆、口を揃えて「狸に化かされたんだ」と言います。
不可解な事があっても自然現象だと納得する。不思議な事など何も無い。
そんな国民性があるように思います。


718 :本当にあった怖い名無し:2008/08/28(木) 18:18:59 ID:Tq47L7B00
267 霊山の猿2/5 2006/06/11(日) 23:18:05 ID:fDhKkYUt0
祖父が亡くなった次の年の夏、
山開きの日と同時に 霊峰、四国では有名な霊山に登ってきた。
死んだ爺さんが毎年熱心に参拝していたので、後を継いで私が行く運びとなったのだ
相方も行きたがっていたが、初日は女人入山禁止という事でお留守番して頂いた。
祖父の遺品には修山服の他に参拝札みたいな物があって
「何回訪れたのか」というのが分かるようになっているのだが
曽祖父の頃から続けているらしく、
山麓で札を奉納すると今年で64回目との事だった。
ツアーバスで来ているワケではないので移動には時間が掛かる。
最低2日必要な日程だっただが宿泊費も惜しいので中腹の山小屋で泊まる事にした。

山小屋といっても
管理者が一人居るだけの簡易休憩所で広さ4畳しかない。
おまけに何か臭い。
初夏の蒸し暑さと薮蚊にウンウン言いながら寝ていると
深夜、いきなり
『ドーーーーン!』という音がして飛び起きた。
続けて『ゴゴゴゴゴ』や『ドドドドド』と地響きの様な音が聞こえる(JOJOじゃないです)

飛行機か何かですかと管理の爺さんに聞くと
「山では良くある事」とのことだった。
私がしつこく食い下がると
「まともに何度も聞いたら寿命が縮む。早よ寝れ!」
慌てて目を瞑った。




13名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:10:42 ID: ID:Tq47L7B00268

720 :本当にあった怖い名無し:2008/08/28(木) 18:19:27 ID:Tq47L7B00
268 霊山の猿3/5 2006/06/11(日) 23:19:41 ID:fDhKkYUt0
次の日、日が昇る前から立つことにする
爺さんが「朝はやめとけ」と言うが、
私が 正午までに登って下山したい旨を云うと
「猿に気ィつけろ」とだけ念を押された。

しばらく歩くと
高さ100㍍、角度は70度を超える崖に着く
べらぼうに高い、下から見上げるだけで眩暈がする。
そこには2本の長い鎖が打ち込まれており、
それだけを足場にして登れというのである。



実際 祖父に連れられ、何度か来た事はあり いつもは迂回ルートを通っていたが、
今年こそは..と
若さ故の過ちか 鎖場のルートを選んでしまった。

朝露で鎖が湿って滑りやすい、四苦八苦しながら半分くらい登った頃
足元で
 『お~い』 と呼ぶ声がした。
うっかり下を見てしまう、霧でよくは見えないが高さで頭がクラクラする。
もう一度、足元で
 『お~い』 と呼ぶので返事をしようとした――

瞬間。
背中がズシッと重くなった。
身体全体がガクンと揺れた。
何かが、
何かが背中にしがみ付いている!




14名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:11:14 ID: ID:Tq47L7B00269

721 :本当にあった怖い名無し:2008/08/28(木) 18:19:51 ID:Tq47L7B00
269 霊山の猿4/5 2006/06/11(日) 23:21:03 ID:fDhKkYUt0
私を落とすつもりか、背中に乗ったソレは身体を揺すり始める。
続けて頭に巻いている絞りをグイグイ引っ張り始める。
こんな態勢では振り向くことも出来ないが
確かに腰に絡みつく毛深い足が見えた。

「猿!?」

この高さで落ちて、只では済まないだろう
鎖の隙間に 手、足、としっかりはめ込んで
なんとか振り落とされないようにする。

下で怒号がする。甲高い声で
今度は
 『 落とせ~ 落とせ~! 』と

そして背中のヤツは私を何度も揺する。
ハチマキが脱げると今度は髪の毛を引っ張り始め
何本もブチブチと抜かれる。
あまりの恐怖に私は目を瞑ったまま泣き喚いた。

何分経ったろうか、私がじっと我慢していると
下の方で、『 チッ 』と舌打ちが聞こえ
フッと背中の重みがとれた。

その後、ビクビクしながら鎖を登り終えると、
一番近い宮社まで駆け込んだ。

爪でガリガリになった修山服を見せながら
一部始終を説明する。




15名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:11:26 ID: ID:Tq47L7B00270

722 :本当にあった怖い名無し:2008/08/28(木) 18:20:09 ID:Tq47L7B00
270 霊山の猿5/5 2006/06/11(日) 23:23:02 ID:fDhKkYUt0
宮司は難しい顔をして、
「腐っても霊場だ、今から私が言う話は聞かなかった事にしてくれ」
そう前置きし、語り始めた。

これだけ険しい道な為、確かに落下事故も起こりはするが、
死傷者などは滅多に出ない。
稀に起こる事故の大半は独りで登った者が遭うのだそうだ。
落ちた人間は揃って、『猿に襲われた』という

何でも、
この山の猿の中には人間そっくりの声で叫ぶ猿が居て
早朝や夜、独りで登ろうとすると
だれもいないハズなのに自分を呼ぶ声がするという
それが本当に猿なのかどうかは分からないが。

前々年も一人、早朝に登った参拝者が 崖から落ちた。
発見された時にはまだ息が有ったらしいが、病院に着く前に亡くなったのだという。
 
「もう少し見つけるのが早かったら」と宮司は呟いた
私が「まるで見たかのように話しますね」と聞くと

「...見つけたのはワシだからな。猿ども、割れた頭から脳みそ掻き出して食っていやがった」

宮司は吐き捨てるようにそう言った。




19名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:16:32 ID:

創作コピペにマジレスすまんが、猿に襲われたら毛が抜けたり背中ガリガリでは済まないよ。
頭の皮ごと引きちぎられるし、背中の皮も剥げて肋骨丸出しになるよ




212016/04/27(水)14:17:03 ID:

>>19
こわE




23名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:17:56 ID:

>>19
雌のチンパンジーでさえ車のフロントガラスをワンパンで壊すことができるらしいな
くわばらくわばら




24名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:18:16 ID: ID:AapBRwuQ0

34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/13(金) 04:00:57.08 ID:AapBRwuQ0
前に偶然視聴した深夜アニメで今思い出してもぞっとするほどのシーンがあったんだが
ネットのオタク系の知り合いの誰に訊いてもそんなアニメ知らないって返事しか返ってこない
「けいおん」が流行りだすかどうかって頃の事

35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/13(金) 04:02:20.74 ID:ptF3x7t8i
どんなアニメだよ

36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2012/07/13(金) 04:16:52.84 ID:AapBRwuQ0
>>35
青っぽい制服だったから学園もの? なのかな。
男女それぞれ数名いたように記憶してる。
一人、凄く変なキャラクターがいたんだよ。
そいつの目が特徴的で、黒い髪の下についてる目が

 ・ ●

こんな感じに左右で大きさが全然違ってた。
左がやたらでかく右は胡麻粒ほど。
そいつの顔が突然どアップになって、そこそこ長い時間
次のシーンに切り替わらないまま画面にへばりついてた。
しばらくボーっと眺めたんだけど、不意に恐ろしくなってテレビの電源落とした。


でまあ、それを数人に聞いたんだが誰もそんなの知らないよって話ね




25名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:19:10 ID:

>>24
これは一体なんだったのだろうな?
調べてみたが全く分からなかった




26名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:20:00 ID:

テレビが壊れたんじゃね?




28名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:21:06 ID:

>>26
テレビが原因ならば
1人だけバグっている説明がつかないのでは?




36名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:27:08 ID:

>>28
なんで?




37名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:28:52 ID:

>>36
詳しいことは分からないが
テレビの液晶などが壊れているなら他のキャラも等しく顔が崩壊していたりするのでは?




39名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:30:07 ID:

>>37
>そいつの顔が突然どアップになって、そこそこ長い時間
>次のシーンに切り替わらないまま画面にへばりついてた。
音に関して書かれてないし単にフリーズしてたんじゃね?




41名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:32:52 ID:

>>39
では左右の目の大きさの違いは?




42名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:35:19 ID:

>>41
あれだろ
気のせい




46名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:37:23 ID:

>>42
なるほど
フリーズして不気味な映像になったのが誇張されて記憶された可能性もあるな




48名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:40:39 ID:

>>46
盲点だったから適当に言ったのにそれっぽいこと言わんといてや




51名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:46:35 ID:

>>48
いやいや
幽霊の正体見たり枯れ尾花という言葉もある
あながち間違いではないのだ




33名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:26:12 ID:

コピペでもなんでもないおれ自身の話なんだけど、
子供の頃少し夢遊病の気があった。
夜中に起き出して扉的なもの(扉だったり襖だったり洗濯機の蓋だったり)を開けたり閉めたりを数回繰り返してまた布団に戻って寝るんだそうだ。
この時点ではそう怖くない(姉は怖かったらしいが)半目で無表情だから寝ぼけてるですまされる範囲。
姉が今でも俺と一緒の部屋で寝たくないというのは、何度かテレビの砂嵐をニヤニヤしながら観ていたのを目撃したから。
何が見えていたんだろうな




34名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:26:52 ID:

>>33
不気味で良い怖い話だ




35名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:27:01 ID:

80年代前半の出来事。
午前10時過ぎ、2時間目の授業の最中、放送の流れるスピーカーの電源が入り、
「・・・さい。・・・なります。・・・さい。・・・なります。」
と、抑揚の無い棒読みの声で、低めの大人の女性の声で放送が流れる。

1・2年生には泣きだす児童もいたため、1,2年生の担任の先生は教室に待機。
3年生の教室に居た3年の担任の男性のA先生が、生徒を落ち着かせた後真っ先に放送室を確認に向かう。

続いて4~6年生の担任等他の先生や用務員が駆けつけ、
真っ先に駆けつけていたA先生に情況を聞くも、「放送をした者を確認できなかった」。
当時、学校にいた女性の先生は皆授業中だった。
学校では、外部の者が学校に侵入し行った悪戯として、防犯体制を強化した。

俺が小学校に入学するだいぶ前に起きた事件。
真っ先に駆けつけた3年生の担任のA先生は、
その事件の日から体調不良を理由に、仕事を休むようになっている。

他の先生たちで台替えの授業を行ってA先生の復帰を待ったけど、A先生は結局3週間ほどで退職。
3年生の生徒が手紙を書いたり連絡を取ろうとするも、連絡はつかなかった。
さらに、A先生は精神病で病院に入院しているという噂が流れる。

件の流れた謎の放送、「・・・さい。・・・なります」、はボソボソとした口調だった為、
生徒の間で、こう聞こえたー、いやいやこうだー、と様々な意見が流れたが、
一番多かった意見が、「見ないでください。おかしくなります。」




43名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:35:45 ID:

やっぱり怖い話は理不尽系とか意味不明系がいいな
○○様系は途端に創作臭くなる




47名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:37:48 ID:

>>43
確かに飽食気味だな




44名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:36:08 ID: ID:QbEY7/mD0数年前、地元での話。

482: 除雪装置(東京都) 投稿日:2010/11/28(日) 18:21:55.35 ID:QbEY7/mD0

数年前、地元での話。
俺の実家はちょっとした丘というか崖の上の住宅街にある。
で、その丘の中腹に広がる雑木林で中年サラリーマンが首を吊った。
それ以来、その界隈で中年のオッサンの幽霊が出ると噂されるようになった。
丘の上の住宅街に続く道は割りと広く、ついでに街灯の間隔も広い。
夜ともなれば真っ暗で薄気味悪い。
ある日、友人宅で遊んでいて遅くなり、午前2時過ぎに帰宅という事になった。
当然例の道を通らなきゃならない。
結構傾斜のキツイ坂をチャリでヒーヒー言いながら登ってると、突然パタパタという音が聞こえて急にペダルが軽くなった。
振り返ると、スーツを着た中年のオッサンが全くの無表情で、息も切らさず俺のチャリの荷台を掴んで押していた。
さすがに声を上げて、死に物狂いでチャリをぶっ飛ばしてオッサンを振り切り、
さらに家の前も通り過ぎ、丘を超えてその向こうにある町のコンビニに入って立ち読みして朝が来るのを待った。
それ以来、俺は速攻で原チャリを買って、その道を通る時はマックスのスピードで通過する事にしている。
という体験談を友人にしたら、
「それホントに幽霊か?それがもし生身の人間だったらマトモじゃないぞ。
どういう意図があってソイツが夜中の2時に暗い道でそんな事をやったのかはわからんが、ともかく命があってよかったな」と言われた。




49名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:42:59 ID:

>>44
状況の説明が簡潔で怖さを高めているな
情景が目に浮かぶようだ




45名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:36:34 ID:

203 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:02/02/02 05:11
だいぶ前に何かで読んだ、小学校に上がる前の小さな男の子の話です。

その子が通っていた幼稚園で乗り物をテーマに絵を描くことがあり、
子供達はそれぞれ船とか飛行機とか車とか絵を描きました。
だいたい小さい子供の描く絵は、真横からなどの単純なアングルの絵が多いものですが、
その男の子の描いた絵は青いトラックを斜め下から描いた、ちょっと不思議な絵だったそうです。
また、小学校に入学するということで学習机を買ってあげるということになり、お店で好きな机を選ばせようとしたが、
「僕には机は要らないんだ」とちょっと寂しそうに言って選ぼうとせず、
変な事を言う子だと家族も不思議がったそうです。

やがて小学校の入学が近づき、
通学の練習ということで、おじいちゃんに連れられて小学校までの道を散歩することが度々ありました。
その時ランドセルを背負わせようとしましたが、なぜかランドセルを背中ではなく胸のほうに背負う(?)のでした。
おじいちゃんが何度背中に背負うように教えても、「僕はこれでいいんだ」と言って止めようとしなかったそうです。

そして小学校の入学を目前に控えたある日、その男の子はトラック(青かどうかは不明ですが)にはねられて亡くなりました。
棺に入れられたその子の胸の上には、家族によってランドセルが置かれていたそうです。




50名無しさん@おーぷん2016/04/27(水)14:44:25 ID:

>>45
死の予兆の話は多いな




引用元:あまり有名ではない怖い話を聞きたい